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新幹線 喫煙ルーム 廃止 [日常]

東海道、山陽、九州新幹線車両内の喫煙ルームが来春から全線廃止となることが発表された。
私も喫煙しなくなって久しいため、新幹線に喫煙ルームがあること自体知らなかったが、これも時代の潮流なのだろう。

新幹線が開通した頃はすべての席で喫煙できていたと記憶しているが、その後、禁煙車両が前方に1両でき、そして全車両禁煙(喫煙ルーム有り)、来春禁煙ルームも廃止と今回の動きへと変化してきた。

似たような話は各種交通機関でも同様の動きだ。
航空機、特に長時間拘束される国際線での喫煙も現在はすべて禁煙になっていると思う。
航空機内での喫煙についてはかつて私が喫煙していた頃、身近なこととしてその流れとともに体験してきた。


国内線は全便喫煙できた。
離陸して水平飛行に移ると、ピンポーンとチャイムが鳴り、一斉にシートベルトを外し、喫煙が始まる。
この時、コーヒーを頼んで喫煙される方も多かった。

国際線では喫煙席と禁煙席が分かれていたが、その境界の禁煙席のかたは、煙がバンバン流れてくるため、どう考えても辛かったと思われる。
喫煙可能時代後期では、最後尾の席数席が喫煙コーナー席としてアサインされており、入れ替わり立ち替わり喫煙者が喫煙するという光景が続いた。
周囲の席の方々は終始うるさく休める時間がなっかたことと思われる。
今から思うと、すごい時代だった。

時は喫煙可能時代、フライト半ば頃になると灰皿にするビールの空き缶を持った喫煙者達が中央の非常口前付近の広いスペースに集まり、立ったまま、よもやま談義や世間話が始まる。
時々、喫煙するCAさんも加わったりしていた。
喫煙者同士は国籍に関係なく妙な親近感で繋がれており、長いフライトでの社交場と化し、唯一の楽しみともなっていた。

United Airの太平洋路線最後の喫煙便もそんな感じだった。
その後は最後の最後までマレーシア航空が喫煙可能で頑張っていたが、とうとうなくなってしまった。
マレーシア航空のチェックイン時喫煙席を打診するとウィンクをして「有りますよ」と言われる時は至上の喜びで、なんと素晴らしい航空会社なのだろう、、と敬服していたことがついこの間のように思い出される。

今では、そんな風流な場もなく、せちがない世の中になってしまった。


タグ:国際線 禁煙
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いっぷく

そうなりましたか。
その反動で家庭での喫煙が増える⇒住宅での受動喫煙、という面もあると思うんですけどね。
適切な喫煙場所と機会を持てるようにすることが大事で、ただ禁煙だけでは、喫煙者の発散場所がなくなってしまいます。
893を中途半端に締め付けてしまうことで、地下に潜ったり半グレ化したりするように。
by いっぷく (2023-10-19 02:12) 

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