福岡城が、、、

3月27日（水）、気象台が福岡市の開花宣言をした。
今日は朝からいいお天気で雲ひとつない快晴、気温14度だった。
天気予報によるとお昼頃には23度くらいになるという。
10度程度、急激に気温が上がることになる。
ウォーターフロントである拙宅界隈は内陸部より大体１〜2度気温が高くなるので、25度以上の夏日になると思われる。
あまりにもコントラスが強い季節変化。
一昔前までのグラデーションのついた季節変化が懐かしい。

毎年3月20日から福岡城桜祭りが開催されていたが、ここ数年開花が遅れているので、桜祭りは開花宣言と同時に始まるルールに変更された。
ということで今年の福岡城桜祭りがスタートした。

今年は特別な企画もスタート。
なんと、夜間、福岡城址の天守台跡に天守閣が現れた。



これらは光と映像で構成された福岡城のイメージ。
昼間見ると、鉄パイプの骨組みだけの福岡城を見ることができる。

今まで、福岡城の歴史的な記録がなかったため、実際になかったのでは？
と言われてきたが、数年前、幕府の隠密が書いたスケッチが２つの藩で見つかり、九州大学　丸山名誉教授が学会で発表。
実在していたことが正式に証明された。
江戸時代、各藩で勝手に城を作ることは許されておらず、幕府の許可を得て作らなければならなかった。
実際に建築に取りかかっても幕府の目をかなり気にしながらの建設だったようだ。

今回組まれたバーチャル天守閣だが、いい加減に作ったのではなく、そのスケッチにかなり似ていたので、参考にして作ったものと思う。

＜写真：西日本新聞より＞

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