ペニーレーン

ペニーレーン（PENNY LANE)と言えば、ビートルズの有名な楽曲。
リバプールのペニーレーン通りのネーミングの響きが気に入っってつくられた曲と言われている。
さらに、この響きから世界中にいろんなペニーレーンというお店があるのだが、日本では吉田拓郎の　ペニーレーンでバーボン　という楽曲で一躍有名になった店が原宿にある。

学生時代にその曲をよく聞いていたので、社会人になって同僚とそのペニーレーンによく行くようになった。
この店は、フォーライフミュージックエンタテインメント（旧ユイ音楽工房）の後藤社長がつくったこともあり、集まる客には音楽関係者も多い。
私も仕事柄この店で多くの業界関係者と盃を交えるようになった。



ペニーレーンでバーボンを　ということで、最初に訪れた時にバーボンを注文したらでてきたのがこの　OLD CROW。
新入社員の身で会社の先輩と行ったのだが、キープ価格が数千円（後から考えるとそんなものなのだが）というので躊躇していると、その先輩がさっとキープしてくれた時は社会人の先輩が輝いて見えた。

それから、ありがたく舐めるようにバーボンのロックをいただく日が続いた。
そんな、青い思い出で胸がキュンとくるバーボンが、近所のお酒のディスカウントショップに並んでいた。
あれから数十年、ずっと忘れていた銘柄、思わず購入した。
なんと１，０００円

時がたつと洋酒の価格も下がりに下がったものだ。
まあ、ありがたいありがたい。
円の強さに感謝。

ということで今宵は、このバーボンで過ごす。

ああ、う　ま　い。

あのころの情景が走馬灯のように回りだした。