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スマートメーター [日常]

今年4月1日から日本も電力自由化となり、電力会社を自由に選ぶことができるようになった。
従来の電力会社に加え、ほとんどが新規参入の会社になったが、地域独占でどうしようもなかった選択の自由が解放されたわけだ。

拙宅も早いとこ我がライフスタイルにふさわしい新しい電力サービスを選んで電気代を節約しなければ、、という思いでいろんな会社のいろんなサービスを検討、年間シミュレーションした結果、年間で数万円安くなりそうな会社に新しいサービスを申し込んだ。

サービス開始にあたり、今までの電気のメーターを交換しなければならないということでその交換が昨日完了した。
なんと作業時間10分、あっけなく新しいメーターに変わった。


そのメーターが
話題の スマートメーター 。

今まで見慣れていた、中でくるくる回っていた円盤がない。
代わりに、デジタルの液晶ディスプイに数値が表示されている。
さらに、なんと、見慣れた 無線機の証票が付いているではないか。
無線機??
調べてみると、公衆無線を使って電力会社のサーバーへ接続しているようだ。
PHSか携帯電話回線か??(後でじっくり調べてみよう)
この通信方式だが、当初、各電力会社が統一方式で行うよう企画されたらしいが、全体の足並みがそろうのを待たずして、先行する会社毎に独自の方式を取っている。
公衆無線、PLC(電力線通信)、光ファイバー、、などなど

この不統一も今後の課題になる可能性があるように思う。
(会社を変えようとすると通信方式や通信プロトコルも変えないといけないので、また、メーター交換が発生するなど)

スマートメーターは30分単位で刻々と計測してデータを電力会社のサーバーに送る。
また、電力会社側からもリモートで確認することもできる。
したがって、毎月の検針作業員は不要となる。

顧客は自宅内の消費電力の変化をPCやスマホで確認することや外部から各家電にアクセスしてコントロールすることも可能になる。(この場合別途宅内機器が必要)

経済産業省は、2020年代までに日本の全ての家庭のアナログメーターをこのスマートメーターに交換する予定だ。

まあ、いずれにせよ我々消費者にとっては電気代が安くなって、さらにいろんな利便性が高まれば良いのであって、今後の周辺機器やサービスの開発に期待しよう。



PS: 通信ユニットは富士通製KKMNW95型で技術基準適合証明等を受けた機器の検索から、800MHz帯の「証明規則第2条第11号の19に規定する特定無線設備」(=LTE用陸上移動局)、及び「証明規則第2条第8号に規定する特定無線設備」(=920MHz特定小電力機器)である事が確認できた。

ほほう。800MHzと900MHz帯か、昔のアナログ携帯電話の周波数帯跡地だなあ。
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