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鷹島 (たかしま) [日常]

MTHYe30Y0owf0kE3iGHPhrM5.jpg 海峡を出た龍馬たちは、北九州の沿岸を航行して、肥前伊万里湾に入った。
 伊万里湾は、東松浦半島東南の大湾で、奥はするどく湾入し、そのもっとも奥に伊万里がある。この湾に入るには三つの航路がある。日比水道、青島水道、津崎水道がそれだが、龍馬は勝と相談して、日比水道をとった。
 <司馬遼太郎『龍馬がゆく』より抜粋>

海峡とは下関と門司の間の関門海峡だろう。
この写真は日比水道。
今年4月頃この水道に大橋が架かったというので行ってみた。


-Ofze0MKerw1_4JKM300Jkq2.jpgできたばかりの橋は美しい。
鷹島肥前大橋
なんでも新しい時の瑞々しさはいい。

橋を渡るとそこは、『鷹島』
1281年 元の軍隊(現在のモンゴル)が上陸して、島民を惨殺
いわゆる元寇
元軍はそのあと、博多へ行き上陸を試みたが防塁や全国から集まった多くの御家人たちによって上陸を阻まれた。(この多額の出費によって鎌倉幕府は衰退した)
その後、神風が吹いて元の船はこの海に沈んだが、現在もその大型船が沈んでいることが確認されており、引き上げられた数多くの文化遺産が、資料館に展示保管されている。


2G0360L300MKIX30u5J1eHQk.jpgモンゴルつながりで、20年ほど前からモンゴル村が開園している。
入場料無料
広い草原にゲルが建てられていて、宿泊することができる


_6Efe000M3gQUow1Q5kBeLrw.jpgこれがその内部
冷暖房完備でベッドが4つ。
テレビや冷蔵庫も完備。


mLD3-2wP60fdhXz1X200LxpD.jpg草原の先まで行くと


TXc0_Mf0Y3w1X_J1h3L3ePnk.jpgそこは玄界灘
肉眼で 壱岐 がうっすらと見える。
条件がいい日は、対馬 も見えるそうだ。


Azd0hzK1_0w1k0LK0w8ZeUsM.jpgモンゴル村の、資料館には、民族衣装や、現地の各種情報が展示されている。


ML4064dY_0wP0cw3_8x1YmOi.jpg売店では、モンゴル物産が販売されている、
考えてみると、これだけまとまって売られている場所は日本国内に他にあるだろうか?
これはモンゴル産のウォッカ。
買おうか迷ったが、今回は見送り。


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岬には、ソフトバンク ホークスのモニュメントが建っていた
今年4月にできたそうだ。
鷹つながりで縁起をかついだのだろう。
中央に王さんの字で必勝と書かれていた。


66C11A10iUcgiE90eo00e0LU.jpg鷹島は良質の御影石や花崗岩の産出地でも有名
島内には多くの石材屋さんがある。
これは、その石材でつくられた とらふぐ
とらふぐの生産量は日本一だそうだ。


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島ときたら海産物
道の駅などでは新鮮な魚介類が安い。


e3JP60w30UPC6Mi3M7d0YK7m.jpg生きた魚も売られている。
刺身にするとうまそうだ。

橋もモンゴル村も無料なのだが、このご時世では珍しい。
見た感じ絶対赤字のはずだ。
100円でも取ればいいのにと思うほど、帰りは申し訳ない気分になった。
役場に提案でもしておこう。




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