８月１２日

明日１２日から夏期休業、早い話が夏休み。
休みという響きはいつになっても心地よい。

この時期になると家人の一人は取材の仕事で御巣鷹山へ登る。
朝５時頃起きて出かけて行った。
もう何回登ったろうか。
ご苦労様である。

登山の暑さしのぎのためにと冷却スプレーをネットで注文していたのだが、残念ながらすれ違いとなって届いた。
これはノエルとの散歩のときに吹きかけてみよう。





　ところで、その日本航空だが、いまや会社更生法によって更正、再生に向けて努力されているが、それ以上に他の航空各社は努力しているように見受けられる。
いや、各社相当創意工夫してこの水面下の時代から抜け出そうとしているのが伝わってくるが、JALからは未だ具体的なビジョンも方向性も見えてこない。

かつては、私も、飛行機に乗る時はもしものことがあった場合は政府資本の入っているJALのほうが安心と思い、数十年JAL一本だったが、現在は全くその逆になった。
大方の方々もそう思い始めたため今のJALの状況になったのだと思う。

どうもJASと合併した頃からおかしくなったような気がする。
あれがなかったら、今でも十分いけたのでなかろうか？
合併後は従業員の組合も多数併存し、まるで複数の会社が同居しているような状態で複雑怪奇なカオス状態。サークル活動も合併前の境界がとっぱらえず、入会は制限していたと聞く。
整備はコスト削減のため中国でのアウトソースが始まった。
こんな状況で果たして社員一丸となった安全航行が維持できるのか疑問を感じだした。
そのころから、航空機トラブルが続出し、おいおいどうしたの、、と多くの顧客が乗るべき会社を見直したのではなかろうか。
合併前はビジネス的にも各社相互に適度な緊張があり、東京＜ーー＞福岡の料金も割引料金で９０００円台もあり、複数の会社を選んで割安に移動ができていたが、合併とともに、この緊張も崩れ、価格も上がりだした。
これは我々ユーザーから見ると、ありがたくない出来事だった。

というように、この時期になるとつい航空業界についていろいろ考えさせられる日が続く。

世界の空を安全に楽しく旅できるようにしていただきたい。
そのためにも日本航空は、魅力ある安定した会社に再生していただきたい。