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唐津焼 [日常]

TWDZ60P_yv0Y0o000gDnPret.jpg最近の唐津焼はどうなのだろうと、窯元を訪問した。
事前にインターネットで下調べして、この方はどうだろうとある程度選択して伺ったが、いい線だった。

ここは村山健太郎さんの窯元の展示スペースから見た虹ノ松原。
唐津市街から虹ノ松原を見下ろす丘の上に新築。
ここにいるだけでも心地よい。



RHW3y3wAK0L1043t6000Xv0n.jpgこの抜けた景色を背景に作品が並ぶ。
川上清美氏に師事して5年、その後独立して2年。


MhGUX3006gD1403Y0UU1XzzS.jpgまだ32歳という若さ、それゆえに挑戦的な作風が目立つ。


XO80yjTh600PM3M1NkE1XTX4.jpg上り窯もまだ新しい。
しかし、三十数通りの焼き方を駆使し、同じ作品はない。


dX1YlKf0y-T16A9tNoMO00MD.jpg燃料は古来より赤松のみを使う。
大量のわらを焼いて灰をつくり、塗り薬に混ぜたり、土も吟味してつくったりと見えない部分でのコストが馬鹿にならないらしい。
また、歩留まり率も高いらしい。
したがって大量生産の工業製品陶器と比べると売値も格段に高くなるのは理解できる。
創意工夫した焼き方に熱意と創造性を感じるが、そもそもそれらが価値を高めているのは当然の事だろう。


iAAoyrM_0o0Y6k100gnc7ceB.jpgこの作業場で一人で創作活動を続けている。
ご本人は大変だと言われているが、なんともうらやましい。

いろいろ経験されてビッグになって欲しい。
今後も折ある毎に訪問させていただこう。

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