蜷川ファミリー

このところ、TVで　蜷川実花　さんをよく見る。
多分に彼女の監督した映画『へルタースケルター』のプロモーションのためだと思うが、あちこちの局で出ている。

蜷川さんといえば、もう随分前になるが、同じテーブルで食事をした事がある。
と言ってもたまたま偶然なのであるが、渋谷に　麗郷　という台湾料理の店があり、私はそこの腸詰めがおいしくて随分前から通っている。

もう30年くらい前になるだろうか、友人と行くと満員。
少々待っていると相席でもいいでしょうか？と店員が案内するのでそのまま連れられて円卓の席へ着いた。



何気なく正面を見るとどこかで見たような方が座っている。

おっとお、蜷川幸雄さんだ、、、。
そして、奥さんの宏子（真山知子）さん、そして二人の小さな娘さん達。
まだ小学校に入るか入らないか位だったと思うがテーブルの上にお顔が二つ並んでいた。
その一人が実花さん。

偶然ではあるが、しばしの間我々は蜷川ファミリーと同じ円卓で食事をすることになった。
先方一家は食事も終わって、店を出て行ったが、我々は、まだ食事中盤。

蜷川さんファミリーが　シジミ　（海　　蜆 Frizzled Corbiculas with Garlic）をおいしそうに食べていたので我々も注文、
これもなかかなの味。

台湾料理は日本人の味覚にも近く、何を食べてもおいしい。

昨夜はテレビを見ながら、ふとその光景が思い出され、回想してしまった。
しかし、あんな小さかった女の子が写真家になり更に映画監督もやりだしたりと、、、、時間は確実に進んでいるようだ。

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