九州新幹線 [日常]
2011年3月12日に開通した九州新幹線。
震災翌日であったため、予定されていた開通イベントは中止され、世の中にはほとんどその話題は報道されなかったため、知らないうちに走っていたという方々がほとんどだろう。
その後、JR九州の新幹線開通のCMが海外で賞を取ったりして話題になり、後からじわっと浸透してきた気がする。
開通から2年半が経過したが、なかなか乗れる機会がなく指をくわえていたが、やっと今回の鹿児島訪問の機会を得て乗ることになった。
乗ったのは、「さくら」。
東海道新幹線とはかなり違ったインテリアで木製シートに本革張りの高級感が漂う。
車内に入ると、皮の香りがする。
JR九州の列車は在来線もこのようなインテリアが多く旅の楽しさを助長してくれる。
鹿児島中央駅から博多駅まで1時間半。
かつて(昭和30年代)のディーゼル車急行「かいもん」で確か4〜5時間かかっていたかと思うのだが、それから比べると夢のような出来事だと思う。
1時間半というと首都圏では完全に通勤範囲。
果たして九州で通勤に利用している人がどれくらいいるのかわからないが、旅をしている人々にとってはもう少し乗っていて旅を楽しみたいと思う中途半端な時間に感じた。
まずは、乗ったという貴重な経験にはなった。
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