The SAGA 認定酒 [食]
官能審査と聞くと何となく淫靡な響きもあるが、人間の研ぎすまされた五感をフルに使って審査する高度なもののようだ。
The SAGA 認定酒 とは、佐賀県原産地呼称管理委員会が下記の条件で生粋の佐賀の酒を証明するもの。
《The SAGA 》認定酒 3つの証
1 佐賀県の米・水を100%使っている
2 佐賀県の蔵元が醸造している
3 味や香り、バランスに優れ、味覚審査で合格した純米酒
これは、サガン鳥栖のホームグラウンド。JR鳥栖駅に隣接するベストアメニティスタジアム。
会場が佐賀駅の一つ長崎側にある 鍋島駅 近くだというので、鍋島駅で降りたが、寂しく小さな駅なので、なんと自動改札が無い。
博多でピッ!とSUICAで入場したが、鍋島ではそれも何の役にも立たず、現金払いで改札を出た。
佐賀駅で降りろということか、、、、?
はがして持って帰りたくなったが、そうはいかない。
SUICAの恨みもこれでチャラか、、、。
まずは、お偉いさんたちが次々とご挨拶。
お酒の認定会なので、、なのか、国税庁の担当官も来席、なぜかアロハ姿であった。
これは嬉野の瀬頭酒造の純米東長。
いろいろ試したが、私は、同じ嬉野の五町田酒造 東一純米酒 が深みやバランスに優れ、口に合った。
しかし、いずれも認定酒だけあって優劣つけ難い。
会が始まる時の乾杯でいただいた炭酸入りスパークリング日本酒もスッキリいい感じだった。
乾杯で思い出したが、佐賀県では乾杯の時はSAGA酒で乾杯しよう、、という 日本酒(佐賀酒)で乾杯条令 が日本で初めて成立しており、県内での乾杯はかなり日本酒になったとのこと。
佐賀県酒造組合は、SAGA酒を国内はもちろんのこと海外でも認知普及させようと努力されている。
海外での日本酒ブームもあり、きちっとプロモーションすると、いいかもしれない。
駅名の看板に『カチガラス』(カササギ)の絵が、、。 珍しい例だ。
カチガラスは国の天然記念物に指定されており、そのほとんどが佐賀県の狭いエリアに生息しているため生息地を定めた天然記念物として指定されている。
同時に佐賀県の県鳥でもある。
まあ、そんなこんなで、少々ほろ酔いで、いい時間を過ごすことができた、、。
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