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デング熱 [日常]

このところ毎日、この話題をニュース番組がとりあげている。
昔からあった伝染病なのだがしばらく日本では発生していなかったので遠い南国の病気程度にしか意識は無かった。
したがってその名称も私の記憶の中では テング なのか デング なのかいい加減で定かではなかった。
たぶんいまだに テング(天狗)熱 と解釈している方々も少なからずいるのではなかろうか?
確かに新聞や印刷媒体しか見ていない高齢の方などは テの点々 が認識できずテングと読まれているかもしれない。



もともと日本の病気ではなかったので、天狗 という名前がつくことはないのだが、外来語の意味が天狗だったのかなあ、、、なんて思ったり、まてよ、海外に天狗という概念があるわけないよなあ、、
と自問自答したりするいい機会となった。
そこでWikipediaで語源を調べてみると

「デング(dengue)」の語源は明らかではないが、スペイン語「dengue」(引きつり・こわばり)が由来という説がある。

ということらしい。
まことにもっともらしい。
天狗とは一切関係ないようだ。

このあたりですっきりしたところで、本題に戻るが、

そもそも代々木公園にウィルスを持ち込んだのは、海外から何かに紛れ込んで持ち込まれた感染した蚊か感染した人間が来たかであろう。

7月中旬から下旬にかけて東南アジアのバザール(昨年私も行った)が代々木公園でおこなわれているが、その大量に持ち込まれた荷物の段ボールの中などに潜んでいた感染蚊が開梱と同時に飛び出したか、それらの国々から来日した感染者が公園で蚊に刺されたか、、そのいずれかだろう。

後者であれば、その感染者の移動先や宿泊先界隈で発病者が出る可能性があるが、未だに発生源は代々木公園のみのようなので、多分、原因は前者の蚊が持ち込まれた方だろう。
感染した蚊の卵は越冬して翌年もウィルスは行き続けることができるそうなので、産卵していた場合は来年も代々木公園を発生源として発病の可能性がある。
今年から来年にかけては特にこの地域で蚊の駆除作業が必須となるだろう。

東京都では公園の池(非常に大きい)の水を抜いたり、側溝のたまり水をバキュームカーで抜いたりしだしたがしばらくは続けることになるだろう。

当初、代々木公園の東口半径70m程度の限定されたエリアだけだったが、今朝ニュースを見ると、感染した蚊は数十匹以上いると想定されたらしく、そのエリアは公園の半分以上に広がっていた。
このあいだまで私もノエルも会員になってよく通っていたドッグランエリアも対象になっていたので、きょうあたりからドッグランも閑散としているに違いない。

これ以上感染者を出さないためにも代々木公園全体をしばらく立ち入り禁止にして殺虫、消毒に専念したほうがいいのではなかろうか?


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