全米オープンテニス

今朝起きるとピンポンピンポンとテレビの速報が流れて、錦織圭が全米オープンテニスでラスト４強になったと伝えた。

おっとお、すごいなあ。
ニュースによると日本人では９６年ぶりになるそうだ。

ニュースはその辺で終わるのだが、果たしてその９６年前の日本人とは誰なのだろう？
どのメディアもそのあたりまで言及しないので、フラストレーションが溜まってくる。



調べてみるとなんと福岡県出身の　熊谷一弥（くまがい　いちや：1890~1968）さんという方だった。
慶応大学テニス部が日本で初めて軟式テニスから硬式テニスに変更し、その時選手として海外の選手権で活躍したようだ。
その後、三菱銀行ニューヨーク支店で勤務され、戦後はデビスカップ日本代表チームの監督を勤められた。
晩年は福岡へ帰郷し７７歳で亡くなった。
テニスと仕事の絶妙なバランスでいい人生を過ごされたと思う。

錦織桂氏はここまできたら、是非優勝までいって９６年の壁を払拭してほしい。