高層気象は秋の空

お空の上はもう秋にシフトしてきたようだ。
お空の上とは大気圏の周りの電離層。

夏の雷シーズンも過ぎ去ったのか、空電ノイズが激減した。
これは、２１MHzのバンドスコープのスクリーンショット。
最近の無線機は表示パネル写真（スクリーンショット）も自ら記録することができるようになったので都合が良い。
これはアンテナもつながっている受信状態。
ノイズがない。
Sメーターはゼロレベル。
ケーブルは３重シールドで、さらに地下に埋めて引いてきているのでかなりシールドが効いている。
受信機が壊れているのでは？と思う時もあるほどノイズがない。

誰かが電波を出すと、ピンとスペクロラムが立ち上がるので視覚的にすぐわかる。

これから秋の夜長はお空の上で長話が増えそうだ。

コメント 5

ＳＵＰＥＣＴＲＵＭ　ＳＣＯＰＥとは、バンド内全体を監視していて、
どこかで電波受信すればそこの周波数で針が振れる、
といったものなのでしょうか？

by しん (2016-09-21 07:24) 

これは２１MHz帯のスコープですが、２１MHzのどこかで誰かが電波を出すと、山が信号強度に応じて立ちます。
コンディションが良くなるとバンド中が大小の山だらけになります。
受信したい山をタッチするとその周波数での受信ができ、Sメーター（画面中のSマークのバーグラフ）が振れ出します。
画面では、21.200MHzを受信しています。

この画面ではバンド中何も電波が出ていない（受信していない）ことがわかります。
ノイズが多いとスコープの底辺がバンド中芝生が生えたようになります。
この画面ではノイズがないので芝は生えていませんね。

これら一連のことがPC上でも確認できますし、PC側からコントロールもできます。
さらに、インターネット経由でどこからでも自分のリグにアクセスできます。（ローテーターも回せます。私は、ローテーターには接続していませんが）

百聞は一見によらず、お時間のある時に見学に来てください。
時代の変化に驚きますよ。

by kan (2016-09-21 10:15) 

すごいですね。
Netにつながるということは、I　PHONEなどからも
操作できるんですね。


by しん (2016-09-22 07:52) 

はい、スマホからも操作できるし、交信もできます。
by kan (2016-09-22 13:20) 

ひょ～～～～っ。
by しん (2016-09-25 23:07)