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Le vie di Cremona invase dalla musica di un violino [日常]

福岡がご実家で、現在イタリアのトスカーナにお住まいのOさん。
フィレンツェの病院で医療通訳(イタリア語が話せない外国人のための通訳)をされている。
彼女は現地の家具職人のご主人と娘さん、それに愛犬ラーラとトスカーナの山奥のご自宅で生活されており、時々福岡に帰省するというライフスタイル。

今回のコロナ渦でイタリアの医療機関は医療人材が不足し、彼女は要請のある毎に救急車に乗り、防護服を着て感染者の搬送活動を行っている。
この活動を紹介しようと日本の多くのマスコミから取材依頼がくるそうだが、全てお断りしているとのこと。
そんな彼女のブログで下記の感動的な話題が紹介されていたので、そのままご紹介しよう。

<以下 転載>
搬送のために訪れたクレモナで、先週の金曜日にこんなコンサートがありました←クリックすると動画像ページにリンクします(CMの後に本編が始まります)

クレモナ在住の横山令奈さんが、クレモナで一番高い建物、街の大聖堂の鐘楼(トラッツォ)でバイオリンのソロ演奏を行いました。その中で弾かれたアヴェマリア(グノー)、無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ(バッハ)、夏・四季より(ヴィヴァルディ)が同時にクレモナの街中に放送されたのだそうです。

美しいクレモナの街の風景と素晴らしいバイオリンの音色に心が震えます。悲しい程に美しい映像と音色。コロナで家族を亡くした人々、今、病院で病と闘っている家族を待つ人、不安を抱えながらこの封鎖の日々を送っている人、クレモナの人々は勿論ですが、イタリアの多くの人々にこの音色が届いたことでしょう。

クレモナはミラノの南側、ロンバルディア州とエミリアロマーニャ州の境に位置します。名だたる楽器工房が生まれた音楽の街です。ストラヴディヴァリ工房もクレモナにありました。
私は一度仕事で訪れただけですが、穏やかな田園風景に囲まれた静かで美しい街という印象でした。またいつか、絶対にクレモナの街を訪れたいなと思います。

いつかの、その日に。

〜以上〜

何回見ても聞いても感動!!
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