高級マンションに住むとマークされるのか？

先日、経済産業省のコロナ対策施策としての事業者向け家賃補助金を同じ経済産業省の若いキャリア官僚二人がだまし取ったとして逮捕された。
役人もここまできたかという姑息な事件だが、どのようにして彼らの犯罪が発覚したのだろう？
身近の職員からのタレ込みか？と不思議な気がするが、何と警視庁では事件が発生したり告発されたりする以前から犯罪が起きそうなことの内偵を行なっているそうで、今回もその網に引っかかったようだ。

ある日突然羽振りが良くなり、高級品を買ったり、高級ブランドを身につけたり、外車を複数台乗り回したり、決定的なのは千代田区の皇居前の高級賃貸マンションに入居していることだったそうだ。
しかも役所の月給をはるかに超す家賃なので普通は不思議に思われるのは確か。

ということは警視庁は日頃から高級マンションの入居者の金回りを調査しているということになる。
高級マンションに住むと当局にマークされるのか？



なんだか、どこまでが真実なのか、よくわからないが、見方を変えれば恐ろしいことだ。

思い起こせば、私が27歳で独身の時、東京世田谷区の新築マンションを初めて購入した。
そんな高級でもないのだが、入居後、税務署からローン以外の購入現金をどのように調達したかについての問い合わせがきた。
初めてのことだったため、義務なのか任意なのかもわからず、こんな調査までされるのかなぁと不審に思いながら答えたことがあったが、それって、今から思うとそんなこと言う必要ないよなぁと思う。
その後、２回買い替え等で家を変わったが、それらの時は何にも調べも問い合わせもなかった。
一体あれは何だったのだろう。

若い人間が身分不相応？と思われる？ことをするとそうなるのか、、、、？

今回の事件は印象に残る案件であった。