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世界文化賞 [日常]

正式には、高松宮殿下記念世界文化賞
このホームページによると
「高松宮殿下記念世界文化賞は、日本美術協会によって1988年に創設されました。
絵画、彫刻、建築、音楽、演劇・映像の各分野で、世界的に顕著な業績をあげた芸術家に毎年授与されます。
国境や民族の壁を越えて全世界から選ばれた受賞者は、私たちの時代の文化芸術の世界を代表する方々です。」
とのこと。

文化芸術の分野でノーベル賞を補完しようとする目的がある(ノーベル賞に存在する文学部門がないのはそのためである)。受賞者へは金メダルと1500万円が与えられる。

この10月19日、第33回授賞式が行われた。
今年の授賞式のニュースを見ていると、、どこかで見たようなお顔が、、、。


Venders.jpg映像分野で受賞した ヴィムヴェンダース氏だ。
35〜40年ほど前になるだろうか、ロードムービー パリテキサス や ベルリン天使の詩 で ニュージャーマン・シネマの旗手と言われた若手監督のホープ。
その頃日本にもよく来ていて、お会いしていた時があった。
ヴェンダース氏は、小津安二郎氏を敬愛しており、東京で「東京画」というドキュメンタリー映画を制作した時にお手伝いした。
それ以来なので、本当に久しぶりに今回の晴れ舞台での様子を見たことになる。
昔の面影が十分残っており、当時のことが思い出され非常に懐かしい情景が蘇ってきた。

しかし、このような素晴らしい賞を受賞されたことは本当に喜ばしく、今までの多くの業績の積み重ねが評価されたのだろう。

Congratulations !


「写真:Wikipediaより」

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