太陽フレアと仙台の断続停電

10月10日、仙台で1時間にわたり断続停電が発生したり、TV朝日系の放送が停波したりした。

このところ、太陽活動が活発化しており、我々アマチュア無線家は、思わぬ所へ電波が届く異常伝搬の発生で恩恵を得続けている。
昨日もよく飛ぶなあ、、と仲間たちと語り合っていたところだった。

そんな矢先の今回の仙台での現象。
東北電力は原因がわからず、目下調査中とのこと。

しかし、私は心当たりがあるので、そうではないかと内々思っている。
同様の現象が世界各地で過去発生したことがあり、どれも酷似している。
例えば、2003年南アフリカ共和国で電柱の柱上トランスがカタカタ音がして焼損したのと同じことが発生している。。


総務省は今年6月21日、「宇宙天気予報の高度化の在り方に関する検討会」の報告書を発表している。
これによると、「太陽フレア」爆発などの極端な宇宙天気現象が通信・放送・測位、人工衛星、航空無線、電力などの社会インフラに異常を発生させ、社会経済活動に多大な影響を与える恐れがあるとして、これら宇宙天気現象を現実のリスクとして捉え、国家全体としての危機管理の必要性をすでに提言している。

これから数年間は太陽活動がさらに活発になる周期に入る。
確定できないが、地震もそうだが、あらゆる災害の一つとしてその発生の可能性を頭の片隅に入れておくべきだと思っている。


写真：「6月30日　株探（カブタン）サイトから」
https://kabutan.jp/news/marketnews/?b=n202206301050