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末げん [食]

2009-07-14_11-280001.jpg久しぶりに新橋方面に用事があり、駅前広場のそばにある料亭 末げん に行った。

末げん といえば、三島由紀夫が自決する前の日最後の晩餐をとった店として知られている。
夜は、最低でも1万円から。
通常2〜3万円というところだろう。

今回は、もちろんランチ。
新橋はほとんどの店がランチをやっている。
末げん がランチをやっているということは意外と知られていないようだ。

非常にリーズナブルな価格でちゃんとした料理をいただくことができる。
ここは鶏料理が売りのようで、質のいい鶏が用意されている。
親子丼を注文したが、これまた、ユニークな親子丼で、鶏肉はそぼろ風になっており、ふっくらとやわらかな卵でとじられている。
お吸い物と漬け物がついてるが、このお吸い物の出汁が一品だ。
品のいい、いかにも料亭という出来映えだ。

三島由紀夫さんは、なにを食べたのだろう?
文献を探せば何か回答が得られるかもしれないが、そこまでやっても何かが変わるということでもないだろうから、この辺で詮索はやめておく。

かつては、この料亭は一軒家で黒く長い塀で囲まれていたが、本日久しぶりに来てみると、ビルになっていた。
なんとなく興ざめだが、その雰囲気はなんとなく残されていたので、全く否定もできないのは仕方が無い。

しかし、実においしいランチをいただくことができた。



2009-07-14_11-300001.jpgこの店の路地を挟んだところに、この烏森神社があった、
長いこと新橋にはお世話になっているが、この神社は気がつかなかった。
本日初めて伺ってみたが、銭形平次の神田明神を想起させるような似たような雰囲気を感じた。
あとで調べると1000年位前に作られた神社のようだ。

新橋はいろんな意味で東京の歴史を凝縮したような街を感じる。

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