注視？のアササン

天気はいいが寒い日曜日の朝
ノエルが私の頭を手（前足）で突っついたり、ベロを耳の中に突っ込んだりして起こしにかかる。

仕方がないので眠い目をこすりながら、お散歩へと出発。

ノエルの進むがままの方向へぶらぶらと。
おっとここは小沢邸

検察が不起訴としたため、マスコミの張り込みもなくなり、歩道もすっきり歩くことができるようになったが、警備の警官の数はそのままのようで、一角は警官や機動隊だけが目立っている。

足早に通り過ぎようとすると、ノエルが立ち止まって動かない。
いやな予感、、、、。

大？小？

お願い、、、せめて、小にして、、、、、
動悸が高鳴る

周りは大勢の警官と機動隊の方々が、日曜の朝の平和な時間、暇をもてあまして我々の行動を注視している。

ああ、、、
ノエルは右足を大きくあげて、そこから小沢邸の塀へ大きなアーチが、、、、。
先日ここで、右翼の方？が騒いで逮捕されたことが頭をよぎったのもつかの間、
すぐ近くにいた警官がニコッと笑みを浮かべたのを私は見逃さなかった。

こちらもニコッと微笑み返し、そそくさに退散。

警官も人の子、日本の警察も捨てたものではない。（とその時思ったが、のど元過ぎれば、、、、、）

しかし、この時期、この日本で、警官の前で、小沢邸に堂々とおしっこをかけ胸を張って（ノエルは春日のような鳩胸）過ぎ去る輩がいるだろうか？

すがすがしい日曜の朝日が、ノエルの短いしっぽを照らしていたのが印象的であった。