金木犀 （キンモクセイ）

このところ、朝、玄関を出ると、空気がマイルドに感じられ出した。
おまけにいい香りが溶け込んで実にいい。

そう、金木犀の香りだ。
９月から１０月にかけてのこの時期、毎年、ああ素晴らしいと思う瞬間だ。
と同時に、巡りくる１年の早さを実感する瞬間でもある。

通常は、大体台風と重なり、風の後地面が橙色に埋まって終わってしまうのだが、今年は、台風がこなかったのでいつまでも花が続いている。




町内を歩くと家々の金木犀の香りが足されて、空気全体に溶け込みほのかな香りとマイルド感を出している。



各お宅毎にその形状もいろいろで、それを見るだけでも飽きない。



この生け垣全体が金木犀。
町内中、本当に多いと思う。

原産は中国らしいが江戸時代に日本に渡って来たらしい。
そういえば　桂花陳酒　といういい香りの中国の酒があるなあ。

雌雄異株で日本には雄株しかないそうだが、雌株があったらどんな実が稔るだろうか？

コメント 2

金木犀の香りがすると秋だなと思いますね。
フランスでは見たことがないので、久しぶりにこの香りを愉しむことができてうれしいです。
by STELLA (2010-10-14 17:24) 

STELLAさん

こんばんは

書き込みはパリからですか？
福岡はエンジョイできたでしょうか？

by kan (2010-10-14 21:45)