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なぎさホテル [日常]

thL2h300G00l7owBiHm2MnBh.jpeg17日、伊集院静さんが電子書籍処女出版 『なぎさホテル』発売のプレス発表をした。

早速、ダウンロードして、読ましてもらった。




T-s2mq00cY760swqGk5YR3wg.jpeg音楽が井上陽水、挿入されている動画は写真家の宮澤正明さん撮影というもの。
印刷物と違い、現場やホテル前の海岸の波の動きなどが音とともに動画像で見れるため、電子書籍ならではの世界観が味わえる。

伊集院さんは、かつて恵比寿(南青山)のシマクリエイティブハウスでコピーライターやCMのディレクターをやられていた。
私はかつて宣伝制作の仕事をしていたとき、大学の同級生がこの会社にいたのでよく遊びに行っていた。
社長の島崎さんは鹿児島育ちで現在もこの会社は鹿児島本社がある。
同級生も鹿児島出身なのでなにかのご縁でもあったのかもしれない。(現在この同級生はシマの役員をしている)
そう言えば伊集院という町は鹿児島県日置市に存在する。
何度か訪れたことがあるが、武家屋敷が並ぶ由緒ある町だ。

本名は全く違うが、クライアントへプレゼンをしにいくとき、名刺をきらしていたため、職場の女性コピーライター用に用意していた名刺をもらってそのままプレゼンに臨んだ。
その時の女性社員の名前が 伊集院 静 だった。
その後クライアントからは伊集院さんと呼ばれ続けていた(当然そうなる)ので、面倒くさくなり、以後 伊集院静 と名乗るようになったそうだ。(とその役員から聞いた覚えがある)

夏目雅子さんと結婚したりと話題はつきなかったが、久しぶりに名前を拝見したので、iPadでダウンロードして一気読みしてしまった。

特にストーリーが展開していくという内容では無いが、このホテルをベースに繰り広げられた回想随筆のようなものだった。
多分実話だろう。

このホテルは逗子海岸の中央にあり、私もこの前を良く通っていたので非常に懐かしいものを感じる。
今はホテルの跡形は無い。

ここに生きていた人々がいて、いろんな出来事があったのだが、本当に存在したのか、今から思うと信じられないような気がする、、と伊集院さんが巻末のインタビューでコメントされている。
人生そんなものかもしれない。

金銭的に苦労されていたが、人生は、夢や希望を第一に考え、絶望に追い込まれてはいけない。
必ずだれかが見ていると力説されていた。

全くそのとおり、共感。

タグ:伊集院静
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コメント 2

博

お久しぶりです。
昔うちの名前は伊集院だったそうです。その後kanさんと同じ名前になったようで父親の代までは下の名前には「兼・・」が付いておりました。
伊集院という名前は気になり鹿児島の日置市の伊集院もきにかかりますね。

人生、常に夢と希望は捨てちゃいけません。
by (2011-02-22 00:04) 

kan

博さん

そうですか
伊集院のエリアは黒葛原氏がたくさんいます。(全国で最も多い地域)
島津家の時代は、伊集院黒葛原氏と言われていました。
博さんの場合は多分ここだと思います。
うちも両親は日置郡出身ですので、遠い昔(といっても祖父母の頃)はお互いご近所に住んで交流があったのかもしれませんね。

因みに、黒葛原兼成 さんは、台湾からポンカンを持ってきて、日本(屋久島)で初めて栽培に成功し普及させた方です。
この兼成さん系列?かもしれませんね??

by kan (2011-02-22 09:49) 

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