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下腿三頭筋部分断裂 [日常]

二日前、閉まりかけているエレベーターに乗ろうと機敏に飛び込もうとしたら、右足のふくらはぎがパチンと音がしたように感じて、そのあと激痛が走った。
宙を飛びながら、あっ、アキレス腱か、、と思ったが、着地してそうでないことがわかったが、右足が動かない。

エレベーターの中の人々に体裁を繕いながら、目的の階でどうにか降りたが、そのあとは、右足を引きづりながら痛さをこらえた。



整形外科で見てもらうと、下腿三頭筋部分断裂 という診断。
ふくらはぎの筋肉の一部分が切れたらしい。
全治三週間だそうだ。

日頃の運動不足かと尋ねたが、老若男女、よくあることらしい。
横断歩道を渡ろうとして、ちょっとした拍子で断裂する人もいるらしい。

ということでこの数日、整形外科通いと相成った。

初日は足を引きづりながら痛くない歩き方を探りつつどうにかこうにか歩いたが、
病院で極超短波照射と専門家のマッサージ、更に数種類の内服薬と貼り薬(あの鎮痛薬ロキソニンの外用薬)の治療を受けると、あれよあれよと快方へ向うのが体感できた。

なるほど最近のプロの治療は違うなと思った。
とはいうもののこの数十年外科などに行ったことが無かったので、近代医療というのはすでにこうなのかもしれない。

よくお年寄りが、リハビリで 電気をかけた とかいうのを聴いていたが、一体、電気をどのようにしてかけるのかと不思議でならなかった。
今回、その全貌が見えた。
それは、高周波(電波)しかも、マイクロ波を患部に照射することのようだ。
筋肉の治療というのは、筋肉の緊張を解き柔らかくすることから始まるらしい。
筋肉のけがをしたときは、内部の出血や炎症を止めるため冷やすこと(アイシング)が最優先される。
その後は、全く逆に暖めて血流を良くすることに専念する。
筋肉は自然治癒力によって繋がるらしい。

このマイクロ波はズボンなどの上からでも問題なく患部に届くのでそのままの格好でOK。
患部の細胞がマイクロ波の電界で振動して熱を持ち、中から暖かくなってくる。
これは電子レンジと同じ原理。
血流が良くなり柔らかくなったところで、マッサージへと移行。
切れた部分の周囲をゆっくりと時間をかけてマッサージ。
これがまたなんだが気分が良くなり眠たくなる程。

病院では、これらをリハビリと称していたが、私の中のリハビリのイメージと大きく違っていたため、今回、私なりにその意味の修正をおこなった。

そうして、数日経ったが、経過も順調でどうにかだましだまし歩けるようになった。
あと数日で、無理をしないで普通に歩けるようになるだろう。

先週の今頃、リハビリに通っている我が姿を想像だにもしなかったが、人生、明日何が起こるかわからない。




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しん

大変でしたね。

ふ~~ん、入院せずに、回復するんですねぇ。

マッサージ、その気持ちよさに、

治ってもかからないように!!



by しん (2011-11-28 16:44) 

kan

しんちゃん

そうなんですよ
しばらく松葉杖かと思いましたが、いい展開でした。

マッサージはいいですね。
by kan (2011-11-29 07:17) 

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