SSブログ

半島を出よ [日常]

hantou.jpg2005年に刊行された村上龍氏の長編小説
舞台は福岡市
北朝鮮からの軍隊、高麗軍が日本占領を目的に福岡に上陸し繰り広げられるストーリー。
村上氏はロケハンに時間をかけているため実にその情景描写が生々しい。

この表紙だが、我が無線小屋のご町内を中心に撮影したもの。


龍の字の右側に入り江のようなものがあるが、そこは市立ヨットハーバー、西日本最大の大きさだそうだ。
そのハーバーのすぐ下が我が無線小屋。
この本を見るたびになんとなく恥ずかしい?気分になる。

村の字の上が博多湾に浮かぶ能古の島、井上陽水の能古の島の片思いの島。
よの字の下がアウトレット マリノアシティー

高麗軍の先攻部隊がまず上陸したのがこの能古の島で、更に山場の場面もわが町内だったので、このエリアの空撮写真になったのだと思うが、なんとも妙な気分だ。

今日、この本の文庫版の宣伝メールマガジンが届いたため思い出したついでに記録。




nice!(6)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 6

コメント 2

ECY

この小説の中に出てくる地名他、身近な物が多くてとても絵空事に思えず、侵略(侵攻)するにはこんな方法もあるのかと思いました。(西公園近くは危ない。)
 木曜日に福岡ドームに行くけど大丈夫かな?

 この中に出てくる餃子屋の「旭軒」は、博多一口餃子で有名な店で近くにある別の支店によく行っています。
by ECY (2012-07-04 00:03) 

kan

大濠公園のレストランでの戦闘シーンなどリアルです。
国体道路から西中州、そしてその界隈の餃子屋や焼き肉屋、、みな実在のものだと思われます。
百道界隈、国立病院からの風景、シーホークホテル内のゲリラ戦、、みんなリアルです。
豊浜団地入口近辺の都市高速道路の高架脚に隠れて、よかとぴあ通り 百道方面を覗き込むシーンなどは、現場を熟知しないと書けません。

すかさず日本国政府が関門海峡以南を放棄して日本から切り離すところなどフィクションとは思えませんね。(今の政治ならありえるかも)
by kan (2012-07-04 09:33) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0