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電離層は春の兆し [HAM]

ここ数日は北極から強い寒気団が下がってきて西日本各地で雪が降ったりしたが、上空の大気圏外の電離層界隈では春の様相を呈してきた。

ここ数週間VHF帯(50MHz)での長距離伝搬が発生するようになってきた。
地震の前兆?ということも考えられないわけではないが、この様子は通常の季節変化のように思われる。
先週は北米、中南米、今週は中近東あたりも聞こえ出した。

昨夕は帰宅後50MHzを聞いていると海外局が聞こえ出したのでアンテナを回して探ると真南方向。
比較的近距離であるミンダナオ島とボルネオ等からの信号だった。
アンテナ(7ele)とリニアアンプ(1KW)のテストも兼ねて呼んでみると一発で応答があり、こちらの信号のレポートを聞くと59+20dBで受信できているとのこと。
こちらのシステムが正常に動作していることを確認。

因みに、ボルネオ局のJhonとは8年ぶりの交信で今回で3回目であることがわかり、昔話でロングラグチュウ(長話)となってしまった。
お互いに年をとったっということ、無線設備やアンテナ設備がグレードアップしたこと、などなど盛り上がる。
数年前福岡にも乗り継ぎで来たことがあったそうで、次回来日の折には会おうということにした。

まだ、寒さが少々残る地上だが、高層の電離層では春に突入したようだ。


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