雲海

３月のこの時期のフライトは、大体雲が多い。
福岡　東京間　ずっと雲海ということが多い。

今回も西からの低気圧でぐずついた福岡を離陸した。


旅程３／４あたりで見えてくる富士山も、今回は予想通り雲の上。
そういえばそういう歌があったなあ。


帰りのフライトも冷たい雨が降る羽田空港。
気温は７〜８度だろうか。


離陸して十数分後、どんどん高度を上げて雲の上の成層圏に出ると、一転、快晴。
強い陽の光を受けて、暑ささえ感じる。
薄暗く見える付近は高度５００Kmあたり。
地上からの電波を反射する電離層がその上に重なっている。
一昨日辺りからスポラディックE層（Eスポ）が発生し出した。
目に見えないが、Eスポは高度１００Kmなのでここから９０Km上空あたりに発生しているはずだ。

高層気象はすでに春に変わっているようだ。