長崎新幹線

ご町内はあちこちで、つつじの花が満開になった。
つつじというとゴールデンウィーク。
季節は予定通りに移ろいでいる。
自然の力は大きい。

今朝の西日本新聞で、佐賀県が長崎新幹線反対　と大きな見出し。
新幹線は全国各地で誘致活動が盛んだが、佐賀県はその流れとは正反対なので全国的にも初めてのケースではなかろうか？


長崎新幹線はずいぶん前から長崎県が国やJRに働きかけているが、利用するであろう近隣の住民からその必要性を聞いたことがない。
主に長崎県の産業界や土建業からの要望ではなかろうかと思われるのだが、、、。
現在の長崎本線で博多＜ ＞長崎間は1時間55分、高速バスでもそんなものだろう。
新幹線になるとそれが15分ほど短縮するそうだ。
建設には６０００億円～７０００億円の費用がかかるらしいが、それだけの価値とメリットがあるのだろうかと疑問を感じる。
当然地元自治体の負担金も発生するので、佐賀県はその費用負担で反対しているのか、と思いきやそうではないという。

新幹線が通ることにより、在来線の本数が減り佐賀県民の日常生活が逆に不便になり、県としては不利益だという。

佐賀県が賛成しない限り長崎まで線路を通すことができないので、開通させる見通しがいまのところ立てられない状態。

多分長崎県民も必要と思っていないと思うのだが、ちゃんと世論調査はしたのだろうか？

ずいぶん前から議論が続いているが決着はつくのだろうか？