自然の造形美

世の中、特に自然の事象を見る毎に思うのだが、すべての形はなんて美しいのだろう、、、、と思う。
動物、植物などは特にそう思う。
長い年月をかけてそれぞれが生きて行く上で最も相応しい形態にブラシアップされてきたのだろう。
木の成長過程で枝が生えていく過程も興味深い。
なぜここから生えてきて、このポイントから分岐するのだろう？とか、この長さまで伸びたらそこで休んで、次のポイントから出てくるのだろう、、とか、
だれも教えないのに、自ら事前にインプットされているアルゴリズムに従って成長する様は素晴らしい。
この写真は近所を散歩中に撮ったものだが、葉が落ちている枝の姿をしみじみとみると、実に美しい曲線で自らをレイアウトしている。
白紙のキャンバスに向かって、何か書けと言われても、なんらかのインスピレーションやイメージが浮かばないと、そう簡単には創造的な作品は作れない。
昔から多くの人間はこのような自然のフォルムに触発されて更なるインスピレーションを豊かにしていったのだろう。