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犬 性善説 [日常]

最近ドッグランに行くようになって、いろんな犬たちと接触するようになり、以前よりなんとなく感じていたことが、だんだん確信的になってきたような気がしてきた。

それは、果たして、犬はそもそもはじめての第三者に会ったときどう思っているのか?

人間の場合、ニューギニアやアマゾン奥地で自然に生きている種族などが、見知らぬ人に遭遇した場合どのようにするのか?

文化人類学ではいろんなケースが発表されている。
モンゴルの遊牧民、日本人、前述のような奥地の方々たち。
学習や親からの教育によって、疑いの念からスタートしたり、攻撃的に接したり、あるいは、だれでも受け入れようとしたり、、その対処法は変わるのだが、それら教育や学習以前の人間や動物の根源的に持っている特質はどうなのか?

日本人に関しては、第二次世界大戦後、米国は日本統治に際し、日本人の特質を知るために、ルース・ベネディクト女史にその文化人類的分析を命じた。
その集大成があの著名な『菊と刀』だ。

特に、日本人固有の価値観や考え方についてよく分析されているが、教育やイデオロギー以前の本質的な部分は、国や地域にかかわらず、みんないい人、、、的なところに落ち着くような気がする。

哺乳類などの知的動物なども同様ではなかろうか?
特に幼児期はさらにその傾向が強い。

そんなこんなで、話は戻るが、ドッグランでの犬たち、、。

初めてのランではほとんどの犬たちと初対面なのだが、ほとんどの犬が好意的に接してくる。
生まれて数ヶ月の子犬などに至っては120%好意的だ。

こんな体験が延々と積み重なると、犬の性善説を唱えざるを得ない。

なんて犬馬鹿なのだろう、、と、我ながらふと思ってしまうが、
これって人間もきっとそうなのでは、、と思ってしまう、今日この頃。

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