不審電波

先週、福岡の無線小屋で無線に興じていると、東京の自宅に総務省関東総合通信局から電話がかかってきた、と家人から知らせのメールがきた。

福岡の無線局も東京の無線局も免許人（私）の住所は東京なので、何かがあればそこへ連絡がくるのはわかっているが、いざ、実際に連絡がくると何事かと焦ってしまう。



そのとき無線に興じていたのは福岡なので、そこで何かが起これば、管轄の九州総合通信局から東京の自宅へ連絡がくるはず。
しかし、今回は関東総合通信局からだと言う。
となると、東京の自宅の無線局に関係する何かが起こった事になる。

早速、折り返し、東京の関東総合通信局の担当者へ電話を入れてみた。

てっきり自局に関する事かと思っていたのだが、意外な展開。
何やら、今、484.64ＭＨｚの電波が私の町内近辺から出ていて、少し南側にある業務通信を妨害しているとのこと。
私の無線機の電源がONになっていないかとの問い合わせだった。
私は、現在福岡にいて、東京の無線機は使用していないし、電源も入れていないと回答した。
関東総合通信局は我が町内に存在する無線局の免許人すべてに確認しているとのことだったが、
そんな探査だったらデューラスを使えばすぐなのにと思ったが、できなかったのだろうか？
大変ですねえガンバってくださいと励ましてあげた。

しかし、南側の業務局ってどこのことだろう？
と、思いを馳せてみると、警察署、郵便局、タクシー会社、東急大井町線の駅、東北新社のスターチャンネル衛星通信送信所、NTT中継局、、、などいくつか考えられるが、どこなのだろう？
余計なおせっかいといえばそれまでだが、気になってくる。

改めて考えると、ご町内にはかなり多数の無線局が存在するということが再認識させられた。

あの電話のときに聞いておけば良かった。