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10シーベルト [日常]

ここ数日、放射線の空間線量が増えてきたので何かおかしいなあ、、と思っていたところ、
福島第一原発の一号機と二号機の間の配管で10シーベルト(原発にある測定器は10シーベルトまでしか測定できないので正確には10シーベルト以上)の放射線が観測されたそうだ。
単位も上がってきたが、10シーベルトというと2時間で人間が死亡する線量。
格納容器の中で測った4,000mミリシーベルトが最高だったので、桁違いに今までの最高レベルの放射線ということになる。
ということは、メルトダウンした核燃料が配管の中に流れてきたとしか考えられない。
これがどうしようもなく野ざらしでさらされている模様。

ドイツの各種予報ホームページで、天気図から風向き情報を計算して日本地図上に数時間間隔で放射線の分布の様子を連続動画で見る事が出来る。
風とともに大きく散布流布されていく様子がよくわかる。




これを見ると原発から同心円での距離なんか関係なく、地形と風向の関係であることがよくわかる。
関東一円のみならず、遠く九州やロシアのウラジオストックまで飛び散っていくように予報されている。
このような、予報情報は米国でもいくつもあり広くパブリックに公開されている。
肝心の日本でこのような実情報が公開されていないのは情けない。

日本時間3日朝には東京都内もかなりの濃度で放射線が降ってくる事になっている。
新聞でも毎日空間線量が発表されているが、果たしてどう変化するのか見てみたい。

先日の衆議院厚労委員会での児玉教授の話によると、すでに広島型原爆の20個分と同量のウランが放出されているとのことなので、今回の漏洩飛散分が更に加わるため、チェルノブイリどころではない話になる。


PS:その後ドイツのサービスが終了した模様
似たようなサービスをスイスでもやっているので参考までにこちらで
線量の数値はわからないが、風の動きでどの地域や方向へ飛散する可能性があるかは理解できる。

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