暑い

朝から３０度を超す日が珍しくなくなってきた。
これが夕方まで続くのでたまったものではない。

ノエルの朝の散歩はしばらく５時起きにシフトし、日の出前の比較的涼しい時間帯にすることにした。

勤務先には多くのインド人がいるが、聞いてみるとインドより暑いという。
うむ～～っ、そうかなあ、、と思ってしまうが、なんでも、湿度が高いということのようだ。
そうなると気温が高いというよりも、不快指数が高いと言ったほうが適切かもしれない。

先週、ラジオでインドの気温を伝えていたが、確か４０度～５０度位のことを言っていたと思う。
これも確かに暑そうだ。


先週から　ロンドンオリンピック　が始まった。
気温は１９度位で肌寒いというが、例年だとそんなに涼しいという場所ではないような気がして、調べてみたら、なんと真夏の７月８月の最高気温平均が２３度。
おお、なんと涼しいのだろう。
夏のオリンピックでマラソンとかいうと、暑そうだなあ、、と思ってしまうが、なんのなんの、日本でいえば秋の行楽シーズンという感じだろう。

オリンピック生中継は時差で深夜から早朝になるし、東京は朝まで熱帯夜、昼は猛暑日と、ゆっくり寝てもいられない。
こんなときはうなぎでスタミナをと思うが、今年は高騰して未だに食していない。

オリンピックは放送各社嗜好を凝らして編成しているが、オリンピックのテーマソングが各社ばらばらなのも面白い。
コメンテータもかつてのオリンピック選手を呼んで出演させたりそれなりに頑張っているが、水泳のコメントで長崎宏子さんが出てきたときは驚いた。
現役の時は彼女は小学生だったが、政治的理由で日本は幻のモスクワオリンピックに参加できなかったが、参加していれば確実に史上最年少、小学生金メダリストになっていたことだろう。
私の頭の中はそのころのイメージしかなく、今朝見たお姿は立派な大人のレディーになっていて立派なコメントをしていた。
長崎宏子さんといえば、彼女の記録を破ったのも当時小学生だった岩崎恭子さん。

岩崎恭子さんは、１９９２年１４歳でバルセロナオリンピック200ｍ平泳ぎでは金メダルをとった。
これには本当に感動したし、嬉しかったし、力を与えてもらった。
今でも競泳では史上最年少の金メダリストだ。
レース後のインタビューで「今まで生きてきた中で、一番幸せです」と答えていたが、その何倍も生きている自分は未だにそのような事が言えないが、心からそう思ったんだなあ、、と感心させられてしまった。

今年の400ｍ個人メドレーで１７歳の荻野さんが５６年ぶりに銅メダルを獲得した。
ウエイトリフティングの三宅宏美さんは１２年かけて銀メダルを獲得。
（伯父の三宅義信さんが１９６４年東京オリンピックのウェイトリフティングで金メダルを取った時、生中継のテレビの前で見ていたことがこの前のように思い出される。あの親族は皆さん良く似ている。）

こうやって見ると、後年になって花咲く方もいるが、その多くは特にオリンピックは１０代で能力がどれだけ伸びるかが勝負のようで、日本国は、今後もしっかり若い方々が頑張れるような環境にしていくことに注力したほうがいいと思う。

スポーツの力量が高い国は国力も総じて高い。
何らかの相関性があるような気がする。

これから続く若い方々には特に体力を磨き明日の日本を担っていくようになっていただきたいと切に願う。