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逆境の絵師 久隅守景(くすみ もりかげ) [日常]

DSC_2731.jpg打ち合わせの後、次の予定までの時間ができたので、サントリー美術館へ行った。
六本木ミッドタウンはいつもの感じで、なんだか古巣に帰ったような気分で落ち着く。

美術館からのメールで今回の企画展のことを覚えていたので、一度伺ってみたかったのだが、ちょうど良い機会を得て助かった。



久隅守景は、江戸時代初期の狩野派出身の絵師。
娘、雪信も当時珍しい女絵師で優しいトーンの絵を描いている。

守景は、農民風俗画で名前を広めた。
西洋で言うと ブリューゲル というところだろうか。

書かれた絵の隅々まで、当時の風俗がよくわかる描写がなされており、気がつくと絵の中の人々や動物の一つ一つを追っている自分に気がつく。

当時の様子は、現代のビデオや映画と違い、このような絵からでしか視認することができない。

そういう意味では、ドキュメンタリー資料としてもかなり有効な資料となる。

DSC_2730.jpg話はころっと変わるが、美術館前から見えるSMAPの草薙剛氏が2009年酔って裸になり公然わいせつで捕まった公園。
何もなかったように佇んでいた。

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