ネット服薬指導、保険適用

愛知県で試験的に実施されていたネット服薬指導が、保険適用されることになった。
国家戦略特区で順次開始するが、愛知県に続き　福岡市　でスタートした。

愛知県では、自宅から１６Km以内に調剤薬局がないという要件つきだが、今後これも見直されるかもしれないとのこと。
毎回薬局へ行くことが困難な方が面倒臭くなり薬を服用しなくなり、結果、症状が悪化してさらなる医療費増に繋がるとして、この制度を広げていくようだ。

（図は日本経済新聞より）



現在、調剤薬局では対面でのやり取りを原則としているが、これが実施されると、スマホなどのTV電話機能を使うなどした症状の確認などで薬をもらうことができるようになる。
更に保険が適用されるので利用者の負担は１〜３割に抑えられる。

この制度のスタートにより、病院からのオンライン診療と合わせて薬の入手も在宅で可能となり、完全な在宅医療が実現することになる。

病院での待ち時間の削減や高齢者の負担軽減などにも繋がるので、全国的に実現できるといいと思う。

コメント 1

　効率だけの観点からはご指摘通りと思います。
　が、医師の問診を受ける時、或いは直接聴診器で診察を受ける時、医師の方は何の意識もせずとも、患者の方は直接診察戴いていると言う　”安心感”・”信頼感”　に包まれる時があります。
　オンライン診察でもそれが得られるのであれば・・・と期待はしますが、自分は少々疑問を抱きます・・・年寄りの経験からに過ぎませんが、お若い方は頓着しないのかも。
by LargeKzOh (2018-07-19 10:26)