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節電 [日常]

北海道の地震から1週間が経過した。

電気も一応復旧したようだが、まだ道内全ての発電所が100%稼働しているわけではなく、引き続き20%の節電が呼びかけられているようだ。

いきなり節電を求められた北海道の家々では、何をどの程度行うと節電になるのかわからないという声が多い。
個々人でその概念に大きな差があるようで、この辺りは行政や電力会社などが啓蒙活動をしなければわからないだろう。



停電中は、道内で3名の方が亡くなった。
部屋の中で発電機を使ったため、排気ガスの一酸化中毒で亡くなったようだ。
他の地域でこのようなことは聞いたことがないが、北海道の家屋は気密性が高いからだろうか?

泊原発近辺は震度2だったらしいが、核燃料棒の冷却が停電によって冷却電力を喪失(福島と同じ)した。
バックアップの非常電源がすぐに動いたので、非常電源の燃料が続く限りは冷却が続けられるが、もしも非常電源が止まったら、、と考えるとそれはそれは恐ろしい事態になっていただろう。

苫東厚真火力発電所が震度7で発電機の一部が損壊後発電停止、その後連鎖的に道内の発電所の負荷が増えて次々に自動停止し全道停電、日本初のブラックアウト。
(更に、苫東発電所の敷地は液状化が発生している。)

このように想定しなかったことが実際に発生しているが、これらは全て人災ではなかろうか?
あまり批判的なことばかり言うのも気がひけるが、重要な事例として、2度と発生しないような対策や対応を行って欲しい。


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