リバーサイドで

週末、中洲川端での打ち合わせを終えて、いつものブリティッシュパブ　「モーリスヒッポ」へ。
暖かくなったので、リバーサイドのテラス席で一杯。
これもいつもの　ヒューガルデン。

この川は　博多川。
那珂川から分流して、この先で再び那珂川と合流して博多湾に流れ込んでいる。
那珂川と博多川の間の洲が、繁華街の中州。
マンハッタンと比較するのもなんだが、西側を流れるハドソン川が那珂川で、東側のイーストリバーが博多川というところだろうか。
したがってこの川の対岸が中州。
この博多川の少し下流に、遣唐使が出港した場所が残っている。

世界の都市を見てみると川の中州から発展した町が多いことに気づく。



ロンドン、パリも中州や河岸から発祥している。
パリはセーヌ川の中州であるシテ島からスタートしている。
ヨーロッパ各地間の距離の原点指標はシテ島の中にある。
ちなみに、シティ　の語源がこの　シテ　だそうだ。
中州であれば侵略者からの防備がしやすかったのだろう。

そんなことを思いめぐらせながらのヒューガルデン。
これから、外でのビールが心地よい季節になる。

コメント 2

お言葉では御座いますが、中州は　”兵糧攻め”　にはもろ弱いです。

by LargeKzOh (2019-03-03 12:43) 

なるほど、中で耐えるのみですね。
by kan (2019-03-03 13:22)