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まんぼう [日常]

私が愛読していた 北杜夫氏の雑文集に「どくとるマンボウシリーズ」があった。
『どくとるマンボウ航海記』
『どくとるマンボウ昆虫記』
『どくとるマンボウ小辞典』
『どくとるマンボウ途中下車』
『どくとるマンボウ青春記』
『どくとるマンボウ追想記』
『どくとるマンボウ医局記』
『どくとるマンボウ回想記』
その他にマンボウがタイトルの中に含まれている北杜夫氏の小説は30タイトル以上にのぼる。
北氏の人生の後半は全てと言っても良いほどマンボウだらけ。

そのおかげで、マンボウ という言葉をこのところあちこちで聞くと、つい北杜夫氏を思い出す。



その「まんぼう」だが、
最近制定された、新型コロナウイルスに対応する改正特別措置法に基づく 「まん止等重点措置」のことを指し、緊急事態宣言の 前か あと に自治体の要請があれば国が発令する。
言葉が長いので国会等で 「まんぼう」 と略されて使われ出したもの。
緊急事態宣言下と多少規則内容が異なるが、同様の強制力を持っている。
ちなみに、ピーク前を「上りまんぼう」ピーク後を「下りまんぼう」と称して使われている。

緊急事態宣言が解除された地域で更に次の波が立ち上がり出し始めているために、地域限定でマンボウの発令が出そうな今日この頃。
大阪は東京の感染者数を上回っているため、今日明日にも発令されるらしい。

 視点を変えて世界の中で日本はどうかというと
全世界で1億人以上の人が感染し、
突出しているのが米国の3,026万人。
最初の発生国の中国や韓国は10万人と比較的に少ない。
日本は現在47万人。
中国や韓国の4倍ということになる。

概してアジア各国が少ない傾向だが、何が違うのだろうか?
生活習慣なのか遺伝子的なものか??


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