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ローカル路線バス乗り継ぎの旅 [日常]

なぜか中毒のように見ざるを得ない番組である。
ロードムービーもそうだが、あたかも自分も旅をしているような擬似体験が病みつきになるのだろう。
何回見ても飽きさせない。
おかげさまで、行ったこともない土地も行った気になるし、土地土地の名物も味わったような気になる。
そんな体験が積み重なって中毒になるのかもしれない。
バス停があっても時刻が過ぎていたり、路線がないため長距離を歩いたり、路線を変更して最善策を練るなど体を張った一種のゲームでもある。

似たような番組で 出川哲朗の充電させてもらえませんか? も中毒になった。
これも旅の擬似体験では バス旅 と同じような気がするし、更に毎回のゲストが充電が切れたバイクを引いて見知らぬ民家へ飛び込みで充電をお願いするプロセスが興味深い。
全くの飛び込みなので、訪問販売のセールスとほとんど同じシチュエーションになる。

テレビ番組(出川哲朗の充電させてもらえませんか?)のロケ中で、バイクの充電が切れたので充電させて欲しい。
コンセントがあれば良い。

とこの趣旨を相手方に伝えればよいのだが、これが都度多彩なゲストのアプローチの違いによって成功率にかなりの差が出てくる。
ロジカルに、相手がわかるように説明し、その気にさせる、、ということができるかできないかなので、このプロセスはビジネスやプレゼンテーション、マーケティング全てに共通する。

少々異なるが、松重豊の孤独のグルメ や 吉田類の酒場放浪記 も同様の空気感や中毒性を持っている。

こう考えるとどれも長寿のシリーズ番組となっている共通性が炙り出されてくる。

多分、これらジャンルの作品はこれからも継続される番組になるだろう。




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