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虫の音 (むしのね) [日常]

今日から10月

英語ではOctober これはラテン語の、8番目(Octo)に由来している。
ローマ暦は3月がはじまりなので10月は8番目の月。
タコは英語でoctopus というが、足が8本あるからだろう。
日本では、全国の神様が出雲へ集まって留守にする月なので、神無月(かんなづき)。
因みに、出雲だけは、神在月(かみありづき) という。


東京キッドブラザーズは「10月は黄昏の月」という」公演を昔やっていた。
柴田恭平はそこからデビュー

今日の一口メモはこの辺にしておいて、、


昨日はコオロギの鳴く回数と気温の関係を書いてみたが、似たような領域で、
国によって虫の音の感じ方が違うというお話。

国なのか、エリアなのか、なんなのか、、、

日本人は夏の蝉の鳴き声や秋の虫の音を聞いて季節の移り変わりや風情を感じ、人によっては心地良さまで感じるようだが、西欧人、少なくとも米国人にとってはノイズ(雑音)であり、しかもかなり不快なものとして感じられているようだ。
そのようなことは夢にも思わなかったが、試しに米国人に折あるたびに聞いてみると、皆さん、うるさい、、と言う。
ええ~~っ コオロギや鈴虫の鳴き声がうるさく聞こえる。

これって教育だろうか?

試しに、米国生まれで米国育ちの日本人帰国子女に聞いてみると、やはり、うるさく感じるという。
とても、風情を感じるなどという気にはなれないらしい。

となると、DNAや持って生まれた感性ではなく、虫の音に対する考え方や価値観の違いからくる教育・学習や社会経験の積み重ねの結果のような気がしてくる。

日本ではいつごろから現在のような感性が身に着いたのだろうか?
吉田兼好の徒然草は鎌倉末期から南北朝あたりくらいか、遡って、源氏物語は西暦1000年あたりの平安時代なので、少なくともそれ以前から存在したことになる。
ひょっとしたら、文学や芸術として表現される前からあったかどうかになるとわからなくなる。


果たして、虫の音が心地良いと思う民族は日本以外にどの程度いるのだろうか?
一度調べてみたい。

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