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純金の茶碗 [日常]

茶碗.jpg日本橋高島屋で開催されていた展示即売会 「大黄金展」の会場から、4月11日 純金の茶碗(売価:1040万円)が盗まれた。
が、警察の捜査で4月15日に犯人は逮捕された。

短時間で逮捕されたわけだが、多分防犯カメラ映像を追跡して見つけたのだろう。
数年前、ハロウィンで渋谷の雑踏で騒いで軽トラをひっくり返した輩も監視カメラ映像の追跡で自宅(八王子だったか?)を突き止められ逮捕されたことを思い出す。
市街地ではこの監視カメラが犯罪に対して大活躍ということなのだろう。

今回の純金茶碗だが、定価 1,040万円、 金としての価格は、11日の相場が12,577円/gなので、重さが380gの茶碗は 12,577X380=4,779,260円 
しかし、犯人は木場の買取店で180万円で売っている。
買取店はなぜ金の時価(約480万円)で買い取らなかったのか?
この店は即日他の買取店へ約480万で転売しているので300万円ほど儲けている計算になる。
盗難品と分かっての買取、転売だったら悪どい業者だと言えるし、もしそうだったらこの店の店主も逮捕されるだろう。

しかし、478万円の材料を使って1040万円で販売するということは、作家のクリエイティビティが562万円ということになる。
高島屋への卸価格がいくらか分からないが、この茶碗が正常に販売されると作家は500万円ほどの利益になるのだろうか。

金相場が上昇傾向になるので、この手の売買はますます盛んになるのだろうなぁ、、、。
単に投資としての購入であれば、金の延棒を購入する方が安い?と思うのだが、、、。


タグ:転売
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