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米国国務省記者会見 [日常]

CNNを何気なく見ていたら、米国国務省の定例の記者会見なのだろうか、女性のスポークスマン(ウーマン)が世界各国の報道記者に向けて会見をしていた。

すると、中国の記者から多くの質問が執拗に始まった。
そのやりとりが面白かったので、備忘録として記す。

中国のどのメディアの記者なのかわからないが、しつこく食い下がって質問していたので、流れを要約すると、、、、

中国記者:この前香港の活動家が上陸した東シナ海の島があるが、その島は中国名と日本名がある。
     米国はその島を何と呼んでいますか?
米国国務省:はい、196?年の米国側の記録により、SENKAKU と呼んでいます。

中国記者:その島を第三国が侵略しようとしたら、米国はどうしますか?
米国国務省:SENKAKUは日米安全保障条約により防衛の対象になっていますので防衛します。
      米国は領土問題には関与しません。

中国記者:領土問題に関与しないと言いながら、日本の防衛をする事は矛盾するのではないか、、。
米国国務省:あなたの質問には答えました。(いい加減にしろという表情で)
      はい、その他の方、質問はありますか?

中国記者:(憮然とした表情で、納得できない様子)



まあ、ニュースはここで終わるのだが、その記者は本国へどのように報告するのか、忠実に報告したとすると、中国側は米国の毅然とした態度に、今後はこの件に関して強硬路線は選択しないような気がするが、、。


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Mie

私も、このニュース見ましたよ。
中国記者の執拗な質問にどう答えて行くのか、とても興味深く見させて頂きました。
別に、「日本の味方か中国の味方か」なんて事に興味があったのではなく、このスポークスウーマンがこういう執拗に食い下がって質問する相手にどう対応するのか。
そのさばき方を見たかったんです。

なかなかでした。(^^)


by Mie (2012-08-31 08:08) 

kan

そうですね
感情に流されず事実にもとづく対応を冷静に進めるいいお手本だったと思います。

日本の政府もこのようなロールプレイングを練習して対外交渉や記者会見に臨むとよいかと思いました。

by kan (2012-08-31 10:55) 

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