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いいね  [日常]

昨日、私が博多の呑み屋で飲んでいる時の SNSの記事に いいね ボタン を押した方がいて、何気なく見たらなんと40年前にお仕事をした U氏だった。
彼は、私が新入社員で入社し、宣伝部に配属された時、出入りしていた広告代理店のコピーライターだった。
広告業界のことなど右も左もわからぬ私の言うことを、真面目に聞いてくださり、形にしてくれていたが、今から考えるとそれはそれは恐ろしいことをしていたと悔やまれる。
彼は同時に我々のグループ会社であるレコード会社も担当していたが、退社して作詞家になります、、とご挨拶に来て、その後去って行った。


U氏だけでなく、似たようなケースが日常のように続いた。
人生いろんな方がいろんなことにチャレンジしているのだなあ、、と感じさせられ、私はその後、このままサラリーマンでいいのだろうかと考えさせられることとなる。

U氏はその後、素晴らしい才能を発揮させ、次々とヒット曲を世に送り出していった。
デビュー後わずか3年で作詞家部門レコード売り上げ1位になっている。
80年代のJapan POP シーンは彼が作ったと言っても過言ではないだろう。
先日亡くなった 阿久悠さん はその前の世代だが、阿久悠さんの後には彼しかいないのではなかろうか?
と思いたくなる。

2年前だったか、作詞活動35周年を記念した全71曲豪華4枚組CDボックスが発売されたが、そのタイトルをざっと見ると錚々たるアーティストと楽曲名が続いている。
ミリオンセラーも次々と並んでいる。

今や夢の印税生活、自由な人生を謳歌されている。

その後、コンタクトをとると彼から、
「ご無沙汰しました、って、こう言う場合も言いますかぁ!? 再開できてうれしいです。」
と詩的?とも読める歌謡曲的メッセージが返って来た。

一昔前なら、このような40年ぶりの再開などは考えられなかったが、今日日のネットコミュニケーションのおかげでできるようになった。

誠にいい時代になったとつくづく思う。




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