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5%還元 [日常]

5%還元.jpg今月から消費税が上がるというので、先月末までにお酒を買いだめしておこうと思っていたが、機会を逸し、増税後の先週近所の酒屋さんへ行ってみた。
すると店舗入り口にこんなポスターが。
キャッシュレスで買い物すると来年の6月までの期限付きだが、5%が戻ってくるというもの。
結局、10%ー5%=5% で、増税前の8%より3%、現金での買い物に比べると5%安くなることがわかった。
キャッシュレスで生活する限り、6月までは実質減税ということだ。


軽減税率だのポイント還元だのとややっこしいが、増税は財務省、キャッシュレス推進は経済産業省 と、特に経産省が今回の消費税増税と来年のオリンピックでの訪日外国人増加のタイミングに便乗して、世界の中でも遅れている日本のキャッシュレス化を推進しようとしていて、この異なる2つの省庁の動きが同時期で動いているため複雑化を極めている。

財務省は単純に8%から10%に上げれば何の問題もないのだが、国民に対する忖度としか思えないが、軽減税率なるものでそのショックを和らげようとする思いがスケスケに見えてしまう。

経産省は、頭のいい官僚たちが、日本のキャッシュレス化推進に向けて膨大な補助金を用意して、色々施策を考え出すのものだから、それらが財務省の施策に覆い被さり国民から見たら、非常にわかりにくい複雑なものに仕上がっている。

結局、このような仕組みになった現在の国民の動き方だが、来年の6月までは、極力キャッシュレスでお買い物をするのがお得のようだ。
キャッシュレスは、
1)クレジットカード、2)記名式の交通系ICカード、3)なんとかPayなるQRコードものと大別される。
とにかくキャッシュレスだと5%安くなる。これだけ覚えておけば良いだろう。

3)の多数ある なんとかPay は会社ごとに割引キャンペーンがあるので5%より還元が多い時期はそちらが得かもしれないが、支払方法をクレジットカードからのチャージにしておくとクレジットカードのポイントも更につくので、独自キャンペーン時は最もお得な支払方法になるかもしれない。

特に、なんとかPayの利用者はクレジットカードを持てない青少年や若年層などが多いため、キャンペーンを実施する対象は比較的それら客層を対象としたものが多い。

したがって、何も情報がない時は、クレジットカードを使ってお買い物をすれば、無難に減税されるだろう。
ただし、この施策の対象店舗は中小規模の事業者になるため店舗によっては対象外になったり、還元率が2%になったり、利用できるキャッシュレス手段(上記 1)2)3))が店舗毎に異なるため店頭での確認が必要。

拙宅では40年ほど前から、全ての支払いはクレジットカードを通して支出しているため、なんの違和感もないが、今月から来年6月までは支出額が少々下がるはずだ。
差額は経産省の補助金、視点を変えればその原資は我々からの税金。

回る回る、お金は回る、地球も回る、目も回る。


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