インフルエンザ

マスコミではどういうわけか新型コロナの話題を連日報道し続けているが、他に重要なテーマはないのか偏りすぎているような気がする。
そんな時、ふと今年のインフルエンザはどうなっているのだろうか？と、厚生省のデータなどを見てみた。
感染者の定点観測の推移だと、毎年１〜2月がピークになっており、今年は新型コロナの出現で手洗いが行き渡ったのか、例年の半数くらいの流行になったようだ。
これは良い傾向だろう。
しかし、その実数を見るとコロナどころではないことが見えてくる。


肺炎や基礎疾患などを除いた純粋なインフルエンザのみの日本国内での死亡者数の推移だが、
2016年　1,463人
2017年　2,569人
2018年　3,325人
2019年　3,000人超（9月までの集計なので）
2020年　今年は例年の半数程度なので、1,500人ほどの方が亡くなられるだろう。

昨年の1月は、1,685人の方が亡くなっているので、毎日平均54人の方が亡くなった計算になる。
これから推測すると、今年の1月は800人、毎日（毎日ですよ）26人ほどの方がインフルエンザで亡くなり続けていることが推測される。

インフルエンザはワクチンや特効薬があるから、、とよく言われるがそれでも桁違いの人数が命を落としている。

これらの現状から、昨今の新型コロナウィルスに関する、報道や政府の扱いはなんだかバランスに欠けているのではないだろうか。
何か特段の理由があるのだろうか、、と勘繰りたくもなる。

コメント 2

ご指摘の事を橋下氏（元大阪府知事／大阪市長）が言っております。
インフルが直接＆関節要因で死亡する方は凡そ１０Ｋ人／年で、新型肺炎もその程度を覚悟して政治しろっ・・・と。
by LargeKzOh (2020-03-06 22:38) 

こんばんは！
ブログランキングからきました。

本当にコロナウイルスだけではなく、インフルエンザも怖いです。
興味深く拝見しました。

また、のぞきにきます
by ふうちゃん (2020-03-07 19:02)