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時計の校正 [日常]

IMG_3920.jpg最近は通信の世界もデジタル化が進みアマチュア無線の交信もデジタル通信が増えてきた。

一昔前は月面反射通信などで、微弱な電波信号を解読復調するためのデジタル通信方式だったが、地球上での一般の通信でも使われるようになってきた。
今まで、飛んできているのか いないのかわからなかったような微弱な電波でもデジタル方式にすることによって比較的簡単に復調できるようになった。
しかし、アナログ通信時代では送信受信の時間管理などは必要なかったのだが、デジタルになると送信側と受信側の時間がかなりの精度で合っていないと復調できない。
ということで、デジタル通信で使うPCの時計の正しい校正をどうしようかという課題が発生するのである。


通常のPCの時計は自分で時刻を入力してセットするのだが、そのままでは、少しづつズレてきて長期間そのままの状態だと、気がつくと1〜2秒ズレているのも珍しくない。
それではと、インターネット上にある標準時間を発生させているサイトに同期させる手法があるのでネット経由で自動校正させておくとかなりの精度で維持できる。
しかし、ネットが利用できない場所で合わせようとすると、どうするのか?
ということで、地球上空を取り巻いているGPS衛星からの電波を捉えて、そこから標準時間を校正するというやり方がある。

無線仲間の飲み会で、USBにさすだけの簡単なGPS受信機があるという話を聞き、早速ネットで購入。
安かったのでおかしいなぁと思っていたら案の定、中華製。
コロナ禍で遅れている中国からの便を待つこと1ヶ月弱、やっと届けらたので、使おうとしたのだが、果たしてどうやって使うの??
基本的な疑問が湧く。
ネット上からこのデバイスの仕様を入手しドライバーをインストールしてみたのだが、これまた凄すぎる。
オーバースペックといおうか、単純に標準時間だけを取り出したいところなのだが、凄まじい種類のデータが並び何をどう使うのかちんぷんかんぷん。
どうやら、カーナビの開発やGPSアプリケーションを開発する方々が使う目的で利用するときに便利なように作られているようだ。
一応、一通り何ができるのかを学習したのだが、単なる時刻合わせのみには不向きのようだ。
飲み会で教えてもらった方にシラフ状態で聞くと、その方も良く使いこなしてないようであった。

結局、ネットで合わせてそのまま使うという形式で問題ないような気持ちになり、振り出しに戻る。

人間いろんな経験を積みながら成長していくんだなぁ、、。


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