占い 禁止

このところ、フジテレビ系列の占い番組　「突然ですが占ってもいいですか？」をよく見るようになった。
人（芸能人）の占いを見て何が面白いのか？と思うのだが、指摘される占い結果があまりにも的中するので、思わず引き込まれていく。
過去のことからこれから将来のことについて次々と話されていくのだが、特に過去のことがかなりの精度で見透かされていく。
これは、事前に綿密に調べておくことで、あたかも的中させていくということも可能かもしれないが、公表されず、本人しか知らない情報までもが次々と明らかにされていくことを考えるとそうでもないのかな、、と思わざるを得ない。


視聴率が良いのか、先日は2時間スペシャルなどがオンエアされたが、これはやってはいけない。
さらに強い番組にするには、グッと堪えて、何があっても淡々と現状の時間枠をしっかりと継続させるべきだ。
それが番組のブランディングにつながる。
プロデューサーが女性のようなのだが、この辺りの匙加減は厳しく守っていただきたい。

さて、占い全般について、日本に限らず世界各国では昔から盛んに行われているが、なんと、人を占ったり、占いを教えたり、占ってもらったりすると犯罪として処罰される国がある。
北朝鮮だ。

米政府系放送局ラジオ・フリー・アジアは8月10日、
北朝鮮の社会安全省（一般警察）が7月末に各地で群衆大会を開き、迷信行為（占い）を根絶するための全面闘争を宣言したと伝えた。
同省は迷信を信じる行為は、敵の前にひざを屈する敗北主義、反社会主義的な行為だと主張したという。新型コロナウイルスの防疫対策などで、北朝鮮市民の生活も更に困窮し、迷信に頼る市民が増えているのが背景にあるという。

そしてその罰則は
「金や物品を受け取り、迷信行為をした者は1年以下の労働鍛錬刑」
「何人かに迷信行為を教えたり、迷信行為で重大な結果を招いたりした場合は3年以下の労働教化刑」「罪状が重い場合は3年以上7年以下の労働強化刑」
とされているらしいが、政府高官が占いにのめり込む例が多いらしい。

米国でも歴代の大統領が占いを参考にしているという話があるが、こちらは自由なので当然罪にはならない。

まあ、人間の心の動きは非常に興味深い。

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