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鈴蘭(スズラン)自生最南端 [日常]

IMG_0719.jpg今朝の西日本新聞に、北海道千歳市から鈴蘭の鉢植えが太宰府天満宮に贈られてきたという記事が出ていた。
1月に大宰府天満宮から「梅の親善大使」として千歳市に紅白の梅の鉢を贈った返礼とのこと。
南北の花の交流は1956年以来、毎年続いている。

自生する鈴蘭は日本固有の植物で涼しい北海道に多く自生しているのだが、無線仲間が明日自生している鈴蘭を見に行くという。
えっと誰もが思うのだが、実は自生する鈴蘭の最南端は熊本県阿蘇市であることを知った。
日本固有種で最南端ということは、世界最南端ということか?

その阿蘇市の鈴蘭が、今週末が開花時期で見頃なのだそうだ。

<写真:西日本新聞より>



私が5歳の頃、父の北海道の知人から鈴蘭の鉢植えが自宅(福岡市)へ送られてきたので、庭に植えたところ、程なく枯れてしまった。
やはり鈴蘭は寒冷地ではないと育たないデリケートな植物なんだなぁ、、。
と子供心に刻まれていたので、この話を聞いた時は心底驚いた。

阿蘇市の波野というエリアなのだが、JR豊肥本線 波野駅 は標高が754mで九州で最も標高が高い駅なのだそうだ。
本州で標高が高い駅は、標高1345.67mの JR小海線 野辺山駅、駅のすぐ近くに踏切があるが、そこが鉄道線路標高の最高地点だ。
世田谷にいた頃、毎年夏休みになると野辺山の別荘へ行く時その踏切を通っていたことを思い出した。

波野は寒冷地なので北海道と同じような植物が育つわけか、、
となると
野辺山の気候はほぼ北海道と同じなので、鈴蘭は自生しているのか調べたところ、、
あった、野辺山の入笠山に鈴蘭の群生地があるそうだ。

点と点が繋がり、線になる。
福岡県出身、松本清張の「点と線」、、福岡市の海岸からスタートする、、あれも鉄道だったなぁ、、。

その九州の鉄道最高地点の波野駅や鈴蘭だが、今回の話を聞くまで全く知らなかった。
灯台下暗し、、、知らないことはまだまだたくさんある。

人生是修行!

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