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鴻臚館(こうろかん)、福岡タワー、志賀島 [日常]

日ごろ行かないところへ行こうと、福岡市内名所旧跡を訪ねた

DCSA0046.JPG鴻臚館というと知らない方は全くわからないと思われるが、私からすれば大変重要な史跡。
平和台球場の改修工事中に発見された中世の迎賓館、税関。
遣隋使、遣唐使、大陸からの中国人らが通過した施設。
今で言えば、成田空港税関と空港ホテルというところだろう。
球場がヤフードームへ移転したため、本格的な発掘がおこなわれここ十年位で全容が解明されようとしている。
したがって教科書にも載っていない為、ほとんどの日本人(外国人も)に知られていない。

中国の兵馬俑の展示館を参考に、発掘現場の上に建物を建てて展示施設としている。
入場無料というのもいまどきありがたい。
学芸員の丁寧な解説も非常にわかりやすく、国とは何か、日本国はどのように形成されたか、教科書とは全く違った展開に目からうろこが落ちるとはこのことだというくらいに、新鮮な見方だった。


DCSA0049.JPG発掘されたものもおびただしい数で、陶磁器などはその艶や輝きもついこの前作られたという感じでみずみずしかった。


DCSA0027.jpgビル街の中で古代遺跡の発掘、コントラストのある対照的な景色だ。


DCSA0045.JPGよかトピア博覧会が開催された年にこの福岡タワーができた。
当時は、ものめずらしさに並んで登ったが,今回はスムーズに展望台まで行けた。

ガラス張りのタワー真下から上を眺めると、まるで万華鏡の中にいるようだ。


DCSA0043.jpg西方面を望む
室見川河口、都市高速、能古の島、小戸マリノアシティーが良く見える。


DCSA0039.JPG次は志賀島
志賀島といえば、金印でしょう。
西暦57年(魏志倭人伝による)、中国の国王が倭国の国王へ贈った金印
江戸時代、ここの畑を耕していた農夫のクワがカチンと音をたてた。
その先にあったのが、この金印だった。
驚いた農夫が黒田の殿様へ届けたために、今日存在し保存することができた。
現在、この発見場所は金印公園として整備されているが、当然何もない。
記念碑が海を見つめているだけだが、いかにもここだなあという境地になるのもなんとなく納得する。


DCSA0038.JPGここまできたら、マリンワールドに行かないといけない。
ここのイルカショウはすばらしい
飛び出るイルカさんも単に飛び出るだけではない。
回転(スピン)しながら飛ぶのである。
世界中いろんなイルカショウを見てきたが、これはすごい。
どうやって調教したのだろうか?


2008-04-30_14-490001.jpgついでにペンギン、愛想をふりまいていた。




鴻臚館 (こうろかん)




福岡タワー




志賀島 金印公園





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