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川勝 正幸 君 [日常]

福岡の同じ中学時代(高取中学校)からの友人だ。
彼は、私の一年下に入学してきて、無線部のメンバーにもなった。
双方の建築家の父親同士も古くからの友人でその子供同士(我々)も同じ中学校になるという、結構奇遇の関係。

そんな彼とも中学校卒業後疎遠になったが、東京で就職後再び業界で触れ合うことになり、連絡をとりあうようになった。
最近ではTwitterなどで掛け合い漫才のようにやりとりしていた。

そんな彼が昨日早朝、自宅の火災で亡くなった。

私のブログでもかつて係わりのあった方々の訃報を過去何回か書いたことがあるが、また、このようなことになり誠に残念。

         (その時の気持ちを記しているので、不快な方は無視してください)

近々、一献しましょうと約束していたので、年も明けたし、高校の時の同窓生が経営している 東京の『華味鳥』という水炊屋さんにでも行こうかなと思って、川勝君のことを考えながら、インターネットを開いたとたん、川勝君死亡の朝日新聞速報が画面に大きく出てきた。
なに?まるでドラマの一場面のように感じたが、現実とは思えないし、事実を受け入れることができない。
NHK TVをつけるとニュースで現場の映像が流れていた。
各新聞社やインターネットニュース各社からもこのニュースが流れ出し、更には著名な方々がコメントを発表し出した。
今朝は日経新聞にも掲載された。

私は、彼が世の中でどのような位置を占めていたのか未だに良く理解していない。
未だに中学時代の関係のままだ。

タモリ倶楽部や深夜のポップカルチャー番組に出演し、偉そうなことをしゃべっていたが、世の中では映画や音楽のサブカルチャー評論では第一人者だったという人もいる。
日本での目利きがいなくなったという人もいる。

実際いろんな本も書いているが、私は真剣に読んだこともなかった。
本人に聞いたほうが早いから、、、、。

彼がいつからそのような領域に興味をもってのめりこんでいったのか、、、
全く知らないうちに突き進んでいったようだ。

先日は、彼が、亡くなった彼のお父さんの遺品を整理に福岡市早良区の実家に帰った時の話を聞かされた。
お父さんは、江戸時代の骨董や文献の収集をやられていたそうで、日本刀が出てきたそうだ。
これはさすがに東京へ持っていく自信がなく、骨董屋さんに買い取ってもらった。
確か大きな壺?だったと思うが、これは丁寧に梱包して東京に送った。
置き場所がなく、行きつけのバーの入り口に置いてもらったら結構見栄えが良く、喜ばれた、、なんてことを言っていた。

こんな話やサブカルチャーの話を詳しく聞こうと思い、近々の一献を楽しみにしていたまさに矢先だったので、昨日はこの出来事が頭の中から離れない一日となった。

私の周りにはなぜかこのような出来事が多く、とまどっている。
一般的な死に方ではなく、俗にいう警察の検視が必要な場合が多い。

例えば
※香港のアパートで一人で亡くなり数週間後発見
※冬の佐渡島であまりの寒さに車内で七輪をつけ一酸化炭素中毒死(自殺ではなく事故死)
※火災で死亡(今回の例)
※自殺(レコード会社ディレクター)
※メキシコの山道をドライブ中、崖から落ちて死亡

更には
※大豪邸に住み、株や大金を持っているのに、突然失踪(未だに行方不明)
※池尻大橋の芸能人マンションに住んでいたプロデューサーだが突然失踪(八丈島で見たという目撃情報を最後に行方不明)
などなど行方不明者も多い

身近でお世話になったり係わりのある方々が次々にこんな形になっていくので、たまたまなのか、私の前生は何だったのか、、。
こんな状況なので、今回のニュースの数行を見ただけで、またきたか、、と思ってしまった。

彼から最後のTweet:

山崎努が「魂の話をしましょう。魂の話を」と語りかける衝撃の前編予告動画! 山田太一脚本作『キルトの家』は、震災後の”早春スケッチブック2012”なのか? 今からテレビの前で正座して待つ。


1月28日の彼からのメッセージ、、私もつられて正座して見てしまった。



しかし、いまだに、中学生の少年が私の顔をにこにこしながら見ている姿が目に浮かんでいる。

合掌


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Mie

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by Mie (2012-02-01 17:46) 

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