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焼肉 [食]

福岡は大陸に近いこともあり、韓国料理店が多い。
韓国料理といえば、焼肉、、と思いがちだが、調べてみるとそうでもなさそうだ。

私のオフィス界隈には焼肉店も多く、最近ランチタイムに食べ始めたのだが、コストパフォーマンスもよく、しばしば利用するようになった。

こういうことがあったので、そのルーツを調べてみたのだが、
一般的に、肉を焼いて つけダレ につけて食する料理 を「焼肉」とすると、これは日本の大阪が始まりだ。

日本では、江戸時代四つ足の動物の肉を食する習慣はなかったが、
彦根藩では第3代藩主井伊直澄のころ、反本丸(へいほんがん)と称して全国で唯一牛肉の味噌漬けが作られており、滋養をつける薬として全国に出回り、幕末まで幕府や他藩から要求が絶えなかったという。これは近江牛が名産となるはしりとなった。(Wikipedia)
らしい。


韓国にも焼肉はあったが宮廷料理として肉をタレに漬け込んだものを焼くという料理で、庶民の料理としては一般的ではなかった。
幕末から明治にかけて日本では、すき焼きをはじめとして牛肉を食することが広まり大阪では焼肉屋さんも出現。
この頃から、日本国内の一般家庭でも広がり、近年に至っては1979年頃から煙を出さない無煙ロースターが国内で発明され一気に広がった。

大阪在住の在日韓国人の方々はこの食べ方をを母国に持ち帰り、焼肉店が韓国内にも広がっていった。
韓国では、韓国料理のブランディングとして この焼肉料理を提供するようになったようだ。

古くから韓国の一般家庭では牛よりも豚を食する方が多いようだ。
因みに韓国の牛肉の生産量は日本の7割程度なのでほとんど韓国内消費にまわり、韓国内の不足分は輸入に頼っている。

ということで、日本が生んだ食文化の一つとして、焼肉 があることがわかった。

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