US BURGER Daimyo

先月、オフィスの近くにハンバーガー屋さんがオープンした。

もうマクドナルドへは中国の工場の不祥事以来何年も行っていないし、かと言って美味しいハンバーガ屋さんも非常に少ない。

そんな中この店が登場したので早速伺ってみた。



オーナーは、数ヶ月前、アメリカ　カリフォルニアのロングビーチから福岡へ移住してきたアメリカ人夫婦。
ご主人は日本語はできない模様。
米国では、情報技術のエンジニアとして活躍されていた。
奥さんは、福岡市出身の方で福岡で生活することが夢だったとおっしゃる。
カリフォルニアの自宅と車２台の全財産を処分して背水の陣で移住してきたとのこと。
こちらで美味しいと言われるハンバーガーを色々試してきたがどれも違うということで、本当のアメリカンハンバーグを提供したくなったとのこと。
また、サイドディッシュも家庭で普通に食べているものにこだわり、味も同じように出している。
私は、おばあちゃんのコールスローをいただいたが、非常に優しい味で、野菜嫌いの孫も好んで食べるようにと工夫されているらしい。


具となるBacon Letas TomatoだがBaconはハンドメイドで特別に作り一晩寝かせて用意したもので限定数しかないというのでそれをお願いした。
肉は、日本の和牛は適さないということで、オーストラリアと米国から輸入した肉をお客さんの前でカットミンチにしてつなぎなしで作る。
カウンターの前のメタリックの機械で手動でミンチにしていた。
バンスも日本のバンズはふかふかし過ぎていて肉汁が染みるとビチャビチャになるのでNGということで、パン職人を探し出し、オリジナルのバンズを作ってもらったものを使用している。
このようにどこまでもUSオリジナルにこだわって作られたハンバーガーをいただいたが、
肉の歯ごたえが全く違う。
いかにも肉を食っているという感じで美味しい。
米国で食べていた頃を思い出させてくれた。

カジュアルなバーも併設されており、ハンバーガーだけでは寂しいので、適当につまみも作ってくれるそうで、夜も楽しめそうだ。
大画面のテレビも今日設置されたので好きな時に飲みにきてくれとのこと、いかにも米国のバーの佇まいとなった。